【MP5K 再生計画 #4】アッパーレシーバー側のケーブル類を社外品に交換する
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最終更新日:2015/06/29
東京マルイ MP5K LayLax
前回に引き続きMP5Kアッパー側ケーブル類の交換をしていきたいと思います。前回はクルツ本体からケーブル類を取り外したところまでをお伝えしました。取り外したパーツをよく見ていくと結構な劣化がみられたのでほとんど全取り替えに近い具合になりそうですが一つだけ流用するパーツもあります。それがコチラ。
正式な名称がわからないのですがこのハンダ付けされた端子。メカボからくる端子と接続されるもので、コイツも新品に交換しようといろいろ探しましたがどこにも見当たらず….。問い合わせてはいないですがおそらくマルイでもこのパーツ単体での販売は行っていないと思います。電動ガンに使われる一般的なファストン端子とは形状が若干違い、ボルト留めするための穴もそれ専用のような気がします。
この部分をミニコネクターなどで接続するという方法もありますがコネクターを収納するスペースを確保するのも面倒そうなのでなんとかこの端子を流用する方向でいきたいと思います。
端子取り外し&仕上げ
この端子はケーブルと直接ハンダ付けされているので端子だけ取り除き、新しいケーブルにハンダ付け出来るよう綺麗に仕上げる必要があります。ハンダ作業は自信がないので今回初めてハンダ付け専用のマルチスタンドを使ってみましたがコレすごくいいです。
なんとか無事に切り離すことができました。ですが端子に余分なハンダが残っていて見た目も悪いのでこれを除去します。といってもハンダ吸引機や専用のクリーニングブラシをもっていないのでサンドペーパーで綺麗に削り落としてあげました。ついでにコンパウンドをかけて光沢も出しまています。
端子の表面に若干ハンダが残っていますがもうこれぐらいでヨシにしました。本当は新品に交換したかったんですがしょうがないですね。さぁいよいよ新しいケーブル類を組んでいきますよ!
EGエレメントコードなどライラクス製品でまとめてみました。
今回使用するパーツは以下の通りです。
- PROMETHEUS EGエレメントコード
- PROMETHEUS ゴールドピンコネクターセット
- PROMETHEUS 耐衝撃&耐震動ヒューズ15A
- NB ヒューズボックス
画像にはありませんが熱収縮チューブも用意してあります。
純正のケーブルと同じぐらいの長さにカットしたら新しいケーブルをハンダ付けしていきます。被膜は5mmぐらいカットしました。ここでもマルチクリップが役に立ちます。使用したハンダは白光の電子工作用活性ヤニ入りはんだの線径1mmのものを使用しましたが細めのものならここはなんでも良いと思います。
ハンダ付け完了。こんな感じになりました。下手くそなのであまりアップでお見せしたくないのですがこんなもんです。因に使用したハンダごてはgootというメーカーの40Wのものを使用しました。始めは100円ショップで売られていた30Wのこてを使用してみましたが熱が伝わるのが遅くこて先も太くて非常に使いづらかったので速攻変えました。やはりメーカものは違いますね。とても使いやすかったです。
次にヒューズを固定するための端子を圧着します。ギボシやファストン端子を圧着するための圧着機は色々ありますが良いものはやはり高価。ですが今回は安価なモデルのマーベル600-Aで圧着してみました。安価なモデルとはいえしっかりとしたメーカーの工具なんですが仕上がりはというと….正直悪かったです….。
どう悪いのかというと、芯線の圧着、被膜の圧着共に端子がキレイに巻き込まずパタンと倒れてしまうんですね。色々と調べていくと個体差が結構あるらしく自分が購入したものがハズレだったのかもしれませんがそれにしても悪い。
圧着の仕方が悪いのかと端子を何個も使い練習しましたがほとんどが失敗。う〜んなんかもやもやしますが一応強く引っ張っても抜けてはこないのでとりあえず今回は我慢してこれでいこうと思います。画像は芯線部分を圧着し終わった状態。被膜部はまだ圧着してません。
ここまでハンダ付け、ヒューズ端子の圧着、ヒューズ取り付けが終わった状態です。なくてもいいかもですが熱収縮チューブも入れてあります。残すはファストン端子の圧着とコネクターの取り付けですね。
これが今回使用するPROMETHEUS ゴールドピンコネクター(ファストン端子)のメスです。この端子の圧着も600-Aで行いましたがやはりキレイにはできませんでした。今回は使用することのないオス側の端子を全部使って練習しましたがすべて失敗。次回また圧着するときには違う圧着機を用意しようと思います…。結構うんざりしてます(笑)
圧着後コネクターに差し込んだ状態です。とりあえずこれで完了ですね。あとはアッパーに組み込むだけです。
フロント側から入れ込んで端子をプラスネジで止めます。ケーブルをキレイに敷いたらマガジンキャッチの辺りにセロハンテープを貼ってケーブルがよれたり膨らんだりして他のパーツと接触するのを防ぎます。(純正にやってあったので一応やっておきました)
ヒューズボックスは社外のものを用意していましたがサイズが微妙だったので結局純正のものを使用することに。ケーブルの全長を少し長めにとってみましたが、ちょっと長すぎたかもしれませんw
一応コレでも収納&カバーも取り付けれたので今回はこのままいってみることにします。
終わりに
これにてアッパー側の配線は終了ですが初めてのことだらけでどっと疲れてしまいましたがそれ以上に楽しめたし勉強できたのでよかったかなぁといったところです。
次回で再生計画も第5回目となりますがそろそろメカボ関連の記事になってきそうです。なにを準備したら良いかとか、どこまで書こうかとか今色々考えてますが近々アップできると思うので是非またみてください。
それでわ〜!
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