次世代M4のアッパーフレームにガスチューブ用の穴をあける
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最終更新日:2017/08/10
東京マルイ 次世代M4分解カスタムガイド
次世代M4 CQB-Rのアッパーフレーム基部にダミーガスチューブを通すための穴をあけてみたのでここに載せておきます。初めての試みなのでおかしな点があったり写真も多くはありませんが参考になれば幸いです。
使用するダミーガスチューブはG&P社製GP-167 Gas Tube for M4A1 GP167を使用しました。(直径4.5ミリ)
穴あけ前の下準備
まずテイクダウン(通常分解)をしてハンドガードとアウターバレルを外します。
アッパーフレーム基部にある短いチューブ(上の画像のもの)を取り除き中に収まっていたポッチが邪魔なのでニッパーなどを使い根元から切ります。切ると飛んでくので注意。
アッパー基部のパーティングラインを見た感じ先ほど切ったポッチが丁度センターぐらいなので今回はこのポッチのセンターを狙って穴をあけたいと思います。
ポッチがまだ少し出っ張っていて穴があけにくいのでヤスリでギリギリのところまで削ります。この時自分はマスキングテープで周りを保護してからヤスリがけしましたが傷などが気にならない方やあとで塗装できるのであればやらなくても良いと思います。むしろバレル基部のネジ山を保護した方が良いかもしれませんね。
あとやってみて思ったのが保護に使うテープはマスキングテープよりビニールテープかガムテープの方がいいですね。マスキングテープは脆すぎてすぐに破れてしまいました。
センターリング
この前にヤスリがけしたポッチのセンター(中央)にセンターポンチを打ちます。なくてもできますが、一発目の穿孔でドリルが滑って傷だらけになるのも嫌なのでここは無難に打っておきます。ちなみにセンターをだすのにいちいち計測まではしていません。目で見てこの辺がセンターだろう!ってところにポンチを打ってます。写真がなくてすみません。。。
アッパーフレームに穴あけ
今回使用するガスチューブの径が4.5ミリなので使用するドリルも4.5ミリとなるのですが、いきなり4.5ミリであけるのもコワかったので下穴で2.3ミリ、3.5ミリをあけてから4.5ミリの本穴穿孔をしました。穴の深さについては悩みましたが、厚みがあまりない(11ミリぐらい?)のと、内側にリブ(補強板)があり貫通させるとそのリブまで破損しそうだったので今回は貫通させずに深さ5ミリまで削ることにしました。使用したドリルはそれぞれNACHIの鉄工用ドリルで、電気ドリル本体は借り物です。
(上の写真ではアッパーが台の上に置かれただけでしっかり固定されていませんができるだけバイスを使ってしっかり固定したりG&Pのインストールツールの併用をおすすめします。)
ポンチを打った部分にドリルの先端をあてて、上下左右がずれないように真っすぐ穴をあけます。
実際は貫通させていないので「穴あけ」ではなく座堀に近いと思いますがここでは穴あけとさせて頂きます。紛らわしくてごめんなさい。
上の写真は穴あけ後です。直径4.5ミリの穴を深さ5ミリのところまであけました。いい感じです。
ダミーガスチューブを仮で入れておかしなところがないか確認してみたところです。ピッタリですね。これでアウターバレルを復旧してもよさそうなのでしっかり装着します。
しばらくは取り外す予定がないのでロックタイトを塗っときました。
アウターバレルを復旧し終わったらガスチューブとガスブロックを繋ぎ装着してみます。予想はしていましたがガスブロックがバレルの溝まできていません。ガスチューブが長過ぎるようです。
拡大して見たところ。ガスブロックがあと4ミリぐらい左にいけば溝にあたってくれそうなので、ガスチューブを4ミリ切ることにしました。
ステンレス(SUS)で4.5ミリの丸棒を切るのに使うような道具ではないですがコレを使いました。スーパーツールのパイプカッターです。ディスクグラインダーもあるんですが夜だったこともあり近所迷惑になるので却下です。
相手がSUSなのでこのパイプカッターじゃ刃が負けるかなぁとも思ったんですが、以外とすんなり切れました。しかし切断した部分が少し膨らんでしまって先端の直径が5.3ミリぐらいになってしまったので穴に入るようになるまでヤスリで調整しました。
無事に穴あけもできてガスブロックとガスチューブの組み込みも完了です!
おぉ〜…..ガスチューブ付いたなぁ〜と達成感を味わいながらしばらく眺めてました(笑)
NOVESKEのRASを付けたところです。さり気ないですねぇ〜。チラッと見えてますねぇ〜。いい感じですねぇ〜。
作業を終えて思ったのは、あまり見えない部分と言われているけど以外と結構見える部分かもしれないなと。これはRASにもよりますがやらないよりもやったほうがリアルにもなるし所有感も倍増です!
まだやってみたことのない方、お試しあれ。
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